最近(2018-2)周囲がバタバタとインフルエンザでダウンしている。この冬は特にインフルのA型とB型の流行が同時期に重なったとかで,「警報レベル」と言われているらしい。
一方,自分はというと,ここ数年は風邪などで寝込んだ記憶がない。この冬も今のところダウンは免れている。「ナントカは風邪ひかない」などと言われるが……放っとけや。
それでも以前は,ほぼ1~2ヶ月に1度程度,きまって熱っぽくなりダウンしていた時期があった。それがなくなったのは,ある料理を欠かさず食べるようになってから。因果関係はよく分からんが。
でも,いつまで続くか分からないからねぇ。将来自分の生活が変わって,以前のように定期的に具合いが悪くなるようになってしまった時,今の状況を思い出せるよう,また,今マサに定期的に風邪ひくとか体調崩すとかで悩んでいる人に何かヒントになるかもしれんから,記事にしておこうと思う。
● 特製トマトソース
これをビンに詰め冷まして冷蔵しておいて,ピザトーストのソースとして使って毎日食っとります。もちろん,熱いうちパスタにからめてもおいしいです。
◆ 材料
- 玉ねぎ: 大1個程度
- ニンニク: 2玉(2粒「ではない」←少ないとカビ易い)
- ホールトマト缶かカットトマト缶,またはトマトピューレ: 1缶(400g)程度(ピューレだったら少なめでもいいかも)
- 「オリーブ」オイル: 大さじ1程度(「オリーブ!」オイル)
- 塩・コショウ: 適宜
普通に買うと1回分が ¥300 前後ですか。筆者は業務用を扱う格安スーパーなどを利用するのでもっと安価に済んでますが。
これをピザトースト用ソースとして使うと,約 10 食分。それで風邪予防になるなら超安上がり!
◆ 作り方
材料をつぶして炒めてペースト状にするだけ。
- 1. 皮をむいた玉ねぎとニンニクを細切れにしてミキサーに入れ塩をふり,ミキサー回してスムージー状にする。
- 2. それをオリーブオイルでアメ色のペースト状になるまで炒める。
- 3. トマト缶かピューレとコショウを加え,トマトをつぶしながら再びペースト状になるまで炒めれば完成。
換気扇を忘れずに。筆者の自宅では,換気扇を回していても,匂いが翌日あたりまで残ります。調理中はかなりキョーレツ!
◆ 応用
あればトマトと一緒に赤ワインやウスターソースを少し混ぜて炒めたり,ピーマンやパセリなどの香味野菜やバジルなどのハーブを加えても Good!
◆ 使い方
まぁ,好きなように使えばいいのですが。
参考までに著者の食べ方としては,前述のように毎日ピザトーストのソースとして使うほか,作って直ぐ温かいうちにパスタに和えることもある。時として,きのこ類と一緒に炒めて。一食分としちゃ多過ぎるので,残った分を冷蔵庫へ。
ピザトーストにする時は,一味唐辛子を軽くふって,ナチュラルシュレッドチーズ乗せて焼いとります。一味唐辛子の代わりにタバスコとかでもいいでしょうね。
いずれの場合も,エキストラバージンのオリーブオイルを加えることが多いです。バージンオイルは熱すると香りが飛んじゃうので,ソースを「作る時」ではなく「食べる時」に足します。ちなみに,炒め用にはエキストラバージンではないタイプの安いオリーブオイルを使用。
マカロニグラタンやラザニアのソースに使ってもうまいはず。パスタ系は炒めた挽き肉やベーコンを合わせてもおいしいでしょうね。面倒なのであまりやらないけど。
● 本当にこの効果なのか
別に医者でも栄養師でもないし,身体への効果は個人差もあるので断言できませんが,自分の経験から考えて「そうなんじゃないかな~」と思われる点を述べておきます。
◆ 病気で「寝込む」ことがなくなった
前述のように,以前は数ヶ月に1度くらいのペースで,具合が悪くなり布団の上で一両日くらいウダウダすることがあった。じつはその時期もこのソースは作って食べていた。ただ「毎日」ではなかった。
ある時,なぜ定期的に具合が悪くなるのかといろいろ考えていたら,たまたま「カレー」を作って食べるタイミングで具合が悪くなるような気がした。まさか「カレー」が原因……ではなかろう。
「ミキサー」というものを持っていなかった当時,このソースを作るに当たっては,玉ねぎをみじん切りにしたり,2玉分のニンニクをすりおろしたりして,作るのにスゴく時間がかかって面倒だったんで,このソースの作りおきが切れても直ぐに次を作る気になれず,違う味も楽しむ意味で「カレー」を多めに作って,直後の数日間はそのカレーの余ったものをピザトーストのソース代わりに使っていた。それもおいしかったが,つまり「カレー」を食べるタイミングで「トマトソースを食べなくなっていた」というわけ。
「ひょっとして体調不良の原因はソレ?」と思い,なるべくソースを切らさないようにして……現在に至る。その後は寝込んだ記憶が無い。さらにその後は「ミキサー」という先端技術(?)も手に入れて,作るのも楽になったのだった。
◆ 朝から夜に
当初は朝にピザトーストを作っていた。ただ,何かのウェブ記事で,「トマトは夜に食べたほうが効果的」と読んでからは,夜に食べるようにしている。
調べると,朝は朝で別の効果があるみたい。ただ,身体の修復機能が働くのは寝ている間だから,そこで機能してほしいと思ったら,やはり夜なのかな,と思っているところ。
詳しくは「トマト+夜」とか「トマト+朝」などで検索。
◆ 「完熟+オリーブオイル+加熱」というトマトの使い方
「缶詰」であることが重要なのかもしれんと思っている。
じつはトマトは,実家の連中も毎日食っとるが,必ずと言っていいくらい,年に1~2度,全員がひと通り風邪をひく。
ただ,実家で食べているトマトは「缶詰」ではなく「青果」。サラダで生のまま食べている。一方こっちは「缶詰」。元々「そのほうが安いから」という理由だけで使い始めたのだが,考えてみれば缶詰のトマトは真っ赤な「完熟」。熟しきっちゃってそのままでは保存が利かないから「缶詰」にされているのだと思う。
さらに調べると,「トマトとオリーブオイルは相性抜群」とか,「トマトは加熱調理すると効果倍増」というような話もチラホラ。検索すると,いろいろな記事が引っかかってくる。
じつは,そうした話を知ったのは最近。気づいたらそれら全てを満たす調理をしたものを毎日摂っていた,という話。
ひょっとするとそれが,風邪などでダウン「する/しない」を分ける一因ではないかという気がしているところ。
◆ 他の要因は?
毎日食べているものってトマトソースだけじゃないけどね。たとえば他にも,ココアが好きとか,リンゴ酢飲んでいるとかあるから,ひょっとすると,それらの「相乗効果」の可能性もある。ただ,意識して毎日摂取するようになって以降の変化を特に顕著に感じたのが,このトマトソースなのです。
定期的に体調を崩すようなら,お試しあれ。