ある種の流行は追わない主義


公開 (UL): 2017-11-21
更新 (UD): 2017-11-21
閲覧 (DL): 2020-10-27

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● 怪我の功名?

 今朝(2017-11-21)散歩していて,気づいたら,眼鏡のレンズが片方無くなっていた。普段からネジがよく締まらず,針金を巻いてしのいでいた側で,どこかで落としたらしい。探す気にもならずに帰宅し,代わりに古い眼鏡でも使おうと,探して引っ張り出したら,鼻当ての片側が無いものが出てきた。「こんなの持っていたっけ?」と思ったが,かなり以前に,近眼が進んで度が合わなくなり,新調したため使わなくなったやつだったかも。レンズを失なった眼鏡の鼻当てを外してそちらに付け替えた。十分使える。しかも……今までのよりもよく見える! 最近は老眼の気が出てきて近くが見づらくなっていたため,古いほうが合うようになったのかもしれん。使わなくなったからって安易に捨てるもんじゃないよね。

● いろんな意味で「温故知新」

 以前,ある人から「簡易水琴掘窟を作れないか?」なんて依頼を受けたことがあった。「水琴窟」というのは,昔の庭師の粋な遊び。まず,庭にある手水鉢(ちょうずばち=手洗い場)の近くに,底に穴を開けた「甕」を逆さに埋める。穴が上になるのがミソ。手水鉢で手を洗った水が流れてその甕の穴から落ちると,中に溜まった水に落ちる水滴音が甕の中で反響し,コロコロという音が聞こえる……というもの。
 原理を言うのは簡単だが,実際はそう簡単でもない。まず,甕の中に「適度に」水が溜まっていて,「常に」その状態でないと音は出ない。水が下の地面に染みてなくなってしまってはダメというワケ。そして,開ける穴の形状も工夫が必要。下に水が「ちょろちょろ」と直線的に落ちる感じでは,お手洗いから出てきて手を洗った後に,また小便みたいな音を聞かされることになり,とても「粋」とは言えない。ポタポタと「しずく」となって落ちないといけない。
 そして,甕の埋め方にも工夫が要る。土のような柔軟性のあるもので周囲を固めてしまえば,音は土に吸収されてしまう。たしか,甕の周囲は大粒の石を敷き詰めて,音が土に吸収されるのを防ぐ造りにしなきゃいけないとか何だとか……昔何かの番組でやっていたのはそんな感じ。

 現実はともかく,依頼を受けたのはあくまでも「簡易版」。だからって,何を使えばいいのか……と悩んでいた時に目に入ったのは,台所の流しの横に何年もの間放置されホコリだらけになっていた「インスタントコーヒーの空きビン」。250g 入りのやつで,けっこうデカい。しかもそれが5~6個積まれていた。俺は一体何のためにそんなものを保管しているのか……と疑問を抱くことも時々あった。でも,何だか処分するタイミングを逃し続けていた。そのビンに手を伸ばし,ホコリを取り払って,利用できないかとあれこれ考えた。
 で,数日後にできたのは,数個の穴を開けたビンのフタを2つ,上面同士をスポンジを挟んで結合して一本パイプを貫通させ,片方のビンの中程まで水を入れ,2つのビンをそのフタで結合したもの。これを「砂時計」のようにひっくり返すと,上のビンの水がスポンジを通して下に少しずつ落ちて,少し水が溜まって来るとポタポタという音がするようになる……という仕組み。依頼者もその簡単な構造に驚いていたが,音が小さかったので,他の方が作成した,アンプを通して音を大きくする仕組みと組み合わせた。
 5~6個あった空きビンは全て「水琴窟」となり,水音を響かせた。「何でこんなものとっておくのか……」と長年自分でも不思議に思っていたものが「活きた」瞬間。「そのために」とってあったような気がしてしまう。もちろん,そんな依頼が来るなんて知る由もなかったのに。

● ○ニータイマー

 半ばバレているだろうが,ウチはかなりガラクタが多い。DOS/V 系のパソコンだけで 10 台を超える。ただ,「買った」ものは皆無。どれも「調子が悪い」とか,「まともに動かない」と言われて引き取った物。
 その中に4台ほど XP 以前の VAIO がある。デスクトップとノートが2つずつ。デスクトップは「調子が悪いから」という理由で引き取ったものの,どちらも起動はする。うちひとつは,リカバリをかけて「予備機」として使っていた時期があったし,もうひとつは実家で Debian 8 (Linux)がインストールできたから,これも使えなくもない。
 問題はノートのほう。じつはどちらも,「起動しなくなった」という理由でウチに来た。電源を接続し,電源ボタンを押してもウンともスンとも言わない。たいていの場合,システムが起動できなくても,最初に画面にメーカーのロゴくらい出るが,それすら出ない。
 じつはそれは,ある日突然やって来た。ひとつはある方の元へ出向いてパソコン指導をしようとした自分の目の前で起き,もうひとつは前の所有者が同様なことを言っていた。「これが○ニータイマーというヤツか」……同じメーカーの製品で同じ現象が起きれば,そう感じてしまうのが自然だろう。
 どちらも引き取って何年も経っていた。「起動すらしない機械をいつまで持っているのだろう」……これまたそう思うことが時々あった。

 ある時,別の方のパソコンで,「動作が異常に遅いので何とかしてほしい」という依頼があり,調整に行ったことがあった。いろいろ調べているうちに,メモリと呼ばれる部品をちょっといじると,起動したりしなかったり,異常に遅くなったり……といった現象が出ると分かった。そのメモリを設置する「スロット」と呼ばれる部品が2箇所あったが,どうやらそのスロットの特定の側からメモリを抜くと起動し,逆に設置すると起動しなくなるところまで判明。そちらのメモリを抜いたままで使うことにしたが,やはり片方だけでは遅いので,後日,2倍の容量のメモリを購入して来て設置し,何とか元の速度程度には戻すことができた。古いパソコンだから,新品の部品はもう売られていない。ジャンク屋さんを探し回り,ダメモトで百円で買って来たメモリだった。言い換えると,「百円で復活させた」ということになるだろうか。

 その「スロットが怪しい」と分かった数日後,じつはそれが,前述のノートの片方と同じ機種であることに気づいた。「もしや!」と思い,片方のメモリを抜き電源を入れた。ロゴが出た! ウンともスンとも言わなかった VAIO が,数年の時を超え復活した瞬間だった。前述のお宅用にメモリを買いに行ったついでに,もう1つ買っておいたメモリを搭載し,現在その機械では Debian 9 が動いている。
 そして……もう片方の VAIO ノート。前述のものと機種は違ったが,試してみる価値はあるかも……と思い,何年か分のほこりをかぶった箱を引っ張り出し,片方のメモリを抜いて電源を入れた。こちらもロゴが出たぁ~! ただこちらは,内臓されていた部品(HDD)を引っこ抜いて元の持ち主に渡してしまっているので,直ぐには使えない。が,起動するということは,再生して使おうと思えば使えることになる。
 少なくとも,VAIO ノートの「○ニータイマー」の正体は,メモリスロットということなのかもしれない。
 でもこれって,最近発表された aibo あたりで「○ニータイマー」が発動したら……「突然死」みたいな扱いになるのだろうか。

● 「断捨離」なんてムリ

 たまにこんなことが繰り返されるから,溜め込み癖は当面治りそうにない。世間では「断捨離」とかが流行っているようだが,俺にはムリ。俺は俺流で生きる! 流行なんて追わないぜ。ワイルドだろぉ~。



© M.Ishikawa; TREEWARE 2020.