● 一般的な用途
"]" キーの代表的機能は以下の通り。詳しい解説は次章を参照。
- 文字『] ライトブラケット,} ライトブレース,む,」 右鈎括弧』の入力
● ] ライトブラケット,} ライトブレース,む,」 右鈎括弧』の入力
単独で押した時は「] ライトブラケット」が,[Shift] キーと同時に押すと「} ライトブレース」が入力される。] の文字コードは }より 32 小さい。つまり,二進数では第5ビット(2^5 の位)が異なるだけ。
なお,かな入力モードでは,単独で押すと「む」が,また,[Shift]
キーと同時に押すと『」 右鈎括弧』が入力される。
「』(右二重鈎括弧)」やその他の形状の右括弧を入力したい時は,この「右鈎括弧」の入力直後に変換すると出る場合がある。
ちなみに,筆者が日本語入力で使う「NICOLA(親指シフト)配列」の場合,かな「む」を除き英数モードと同じ「],}」,が入力される。
ちなみ2,筆者のパソコンでは「』(右二重鈎括弧)」は「右親指シフト+[-](マイナス/ハイフン)」でも入力することもできる。
◆ 文字コード GS(Group Separator)の入力
「ターミナル」など,文字のみやりとりするコンピュータ通信では,[Ctrl]+"]" のキー操作で文字コードの 29 が入力されることがある。ASCII コード 29 は,GS(Group Separator)と呼ばれるコントロール(制御)コード。文字通りに解釈すると,データグループの境目を示す意味になるが,筆者は文字通信でもその重要性を認識したことがなく,どーいった使われ方をするために作られたコードなのかよく知らない。
通常は画面に表示される文字はないが,このコードを可視化する方法として“^]”などの表記が使われることがある。ちなみに]の文字コードは 93〔十六進表記 5DH〕で,GS の文字コードよりも 64〔40H〕だけ大きい。つまり二進数では第6ビット(2^6 の位)が異なるだけ。