● 一般的な用途
[^] キーの代表的機能は以下のとおり。詳しい解説は次章を参照。
- 文字(^〔ハット,あるいは,アクサンシルコンフレクス〕,~〔チルダ〕,へ)の入力
英文配列のキーボードの場合,単独で押すと =(イコール)記号が,また [Shift] と同時押しでは +(プラス)記号が入力される。
ちなみに,筆者が日本語入力で使う「NICOLA(親指シフト)配列」の場合も,入力できる文字種はほぼ同じ。
● 文字(^,~,へ)の入力
単独で押すと^(ハット,あるいはアクサンシルコンフレクス)が,[Shift] キーと同時に押した時は,~(チルダ)記号が入力される。この「~」の文字コードは「^」よりも 32 大きい。つまり,二進数では「32 の位」のビットが異なるだけ。なお,アルファベットのキーは,[Shift] と同時押しで「大文字」が入力される。これは,文字コードが「32 小さい」ことになり,このキーでは関係が逆になっている。
なお,かな入力モードでは「へ」が入力される。
しかし,なぜここに「へ」なのか。「は行」のかなキー配置はなぜかバラバラだとたびたび述べているが,ここに「へ」があるのもかなりのナゾ。だいたい,「~へ」など助詞として使う文字は,もっと打ち易い場所にあるべきだと思う。英文で「^」にしたから,カタチが似ているからとかで決めちゃったりしていないだろーな?!
ちなみに,筆者が使っている NICOLA(親指シフト)配列で「へ」はアルファベットの「B」のキー,ほぼ真ん中である。なぜこの打ち易いキー配列が普及しないのかもまたナゾである。食わず嫌い多過ぎ!