● 一般的な用途
[9](アルファベットの上)キーの代表的機能は以下のとおり。詳しい解説は後述の該当章を参照。
- 文字(9,右丸括弧記号〔)〕,よ)の入力
英文配列のキーボードの場合,[Shift] と同時押しでは左丸括弧記号“(”が入力される。右丸括弧記号は [Shift]+[0] で入力されるようだ。
ちなみに,筆者が日本語入力で使う「NICOLA(親指シフト)配列」の場合,同手シフト([9] に近い側の親指シフト〔たいていは [変換]〕キー)でも,また異手シフト([9] から遠い側の親指シフト〔たいていは [無変換]〕キー,「クロスシフト」と呼ぶこともある)でも,同じく左丸括弧“)”が入力される。同じ操作を隣の [8] キーですると,右丸括弧“(”が入力できる。これは通常の英数モードと同じなので,違和感なく打てて助かる。
● 文字(9,右丸括弧記号〔)〕,よ)の入力
単独で押すと9が,[Shift] キーと同時に押すと,左丸括弧“)”が入力される。この「9」の文字コードは「)」よりも 16 大きい。つまり,二進数では「16 の位」のビットが異なるだけ。
なお,かな入力モードでは「よ」が入力される。
[3] のキーの説明で「あ」が入力されることの不満を述べたが,この「よ」も同様,「小文字(ょ)」があるかなを数字キーで入力するよう配置したのは大きな失敗だと感じている。詳細は,以下を参照。