● 一般的な用途
[8](アルファベットの上)キーの代表的機能は以下のとおり。詳しい解説は後述の該当章を参照。
- 文字(8,左丸括弧記号〔(〕,ゆ)の入力
英文配列のキーボードの場合,[Shift] と同時押しではアステリスク記号(*)が入力される。左丸括弧記号は [Shift]+[9] で入力されるようだ。
ちなみに,筆者が日本語入力で使う「NICOLA(親指シフト)配列」の場合,同手シフト([8] に近い側の親指シフト〔たいていは [変換]〕キー)でも,また異手シフト([8] から遠い側の親指シフト〔たいていは [無変換]〕キー,「クロスシフト」と呼ぶこともある)でも,同じく右丸括弧“(”が入力される。同じ操作を隣の [9] キーですると,左丸括弧“)”が入力できる。これは通常の英数モードと同じなので,違和感なく打てて助かる。
● 文字(8,左丸括弧記号〔(〕,ゆ)の入力
単独で押すと8が,[Shift] キーと同時に押すと,右丸括弧“(”が入力される。この「8」の文字コードは「(」よりも 16 大きい。つまり,二進数では「16 の位」のビットが異なるだけ。
なお,かな入力モードでは「ゆ」が入力される。
[3] のキーの説明で「あ」が入力されることの不満を述べたが,この「ゆ」も同様,「小文字(ゅ)」があるかなを数字キーで入力するよう配置したのは大きな失敗だと感じている。詳細は,以下を参照。