● 一般的な用途
[5](アルファベットの上)キーの代表的機能は以下のとおり。詳しい解説は後述の該当章を参照。
- 文字(5,パーセント記号〔%〕,え)の入力
英文配列のキーボードでも,入力される文字([Shift] 押しも含む)は同一のよう。
ちなみに,筆者が日本語入力で使う「NICOLA(親指シフト)配列」の場合,同手シフト([5] に近い側の親指シフト〔たいてい [無変換]〕キー)で [5] キーを押すと右かぎ括弧(」)が入力される。同じ操作を隣の [4] キーですると左かぎ括弧(「)が入力できるので,これがなかなか便利。筆者の文章にかぎ括弧が多めに使われるのは,この影響もあると思う。一方,異手シフト([5] から遠い側の親指シフト〔たいてい [変換]〕キー,「クロスシフト」と呼ぶこともある)では,普通のシフト押下時と同じくパーセント記号(%)が入力される。
また,筆者が使っている OpenOffice のワープロでは [Ctrl]+[5] の操作で「見出し5」のスタイルが設定されるが,全てのワープロアプリに共通しているキー操作なのかどうかは不明。
「スタイル」というのは,ワープロソフトで,そこが「見出し」か,「本文」か,「箇条書きの項目」か,「引用」か……といった構成要素を指し,そのスタイルを意識した文書編集をすることで,いろいろ便利な機能が使えるようになる。詳しくは,以下を参照。
● 文字(5,パーセント記号〔%〕,え)の入力
単独で押した時は5が,[Shift] キーと同時に押すとパーセント記号(%)が入力される。この「5」の文字コードは「%」より 16 大きい。つまり,二進数では「16 の位」のビットが異なるだけ。
なお,かな入力モードでは「え」が入力される。
[3] のキーの説明で「あ」が入力されることの不満を述べたが,この「え」も同様,「小文字(ぇ)」があるかなを数字キーで入力するよう配置したのは大きな失敗だと感じている。詳細は,以下を参照。