「事故防シート」試作版 Ver. 0.01


公開 (UL): 2020-05-01
更新 (UD): 2020-05-01
閲覧 (DL): 2020-08-09

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2020-05-01
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 「事故防シート」は,被介護者の「大事な留意点」をまとめておき,接する人が誰でも見れるようにして事故を防止しようという試みです。

 この記事では「試作版 Ver. 0.01」について解説します。

 ダウンロードは以下より。この解説と「記入例」も含まれています。

▼ 事故防シート(試作版 Ver. 0.01)PDF 420KB
http://treeware.jp-help.net/docs/djbs/jbsheet001.pdf
▼ 事故防シート(試作版 Ver. 0.01)
事故防シート(試作版 Ver. 0.01)

● 使い方

 どの版でも共通すると思われる使い方に関する事項は,以下にまとめてあります。

▼ 「事故防シート」について
http://treeware.jp-help.net/?djbs

 以下,この版の使い方の概略。
  PDF は,印刷するページを指定できます。2ページ目のシートだけを指定して,使いたい枚数(部数=人数)分印刷してご利用ください。
 なお,1ページ目は後述する「記入方法」とほぼ同じ内容です。また3ページ目に「記入例」がありますので,参考にしてください。
 シートを印刷し,被介護者の誤った扱いで起きうる事故を防ぐために必要・重要と思われる事項を記入して,車椅子やベッドの目立つ位置に掲示したり,本人に携帯させるなどします。
 また,必要に応じて防水加工をするといいでしょう。あまり書き換えの必要がない場合はラミネート加工,書き換えがわりと頻繁にある場合はカードケースやフォルダに入れるなどで対応してください。

 介護や介助担当者の引き継ぎ,普段と異なる医療機関や施設での診療時や,ボランティアさんなど初めての人と接する際の,周知忘れなどによる事故防止にご活用ください。

● 記入方法

 頻繁に「書き換え」が必要な項目は,直接記載せずに付箋などに記入して貼り付けるなどで対応するといいでしょう。なおその場合「カードケースに入れる」などして,容易にはがれ落ちないような工夫も一緒にしたほうがいいでしょう。

◆ 名前,日付,記入者……など

 特に「日付」を確実に記載するようにすれば,新しく作成したシートと混同されることを防げます。「部屋番号」など連絡先のヒントを書き添えてもいいでしょう。

◆ 飲食

 アレルゲンとなる食材や,摂食時の「粉砕の度合い,トロみ付け剤」など必要な食感調整,好き嫌いなどを記載しておきます。もし摂食時の体勢に注意すべき場合は,すぐ下にある「体勢」の欄と線を引いて関連を示すなどで対応。また,経口投薬がある場合,服用タイミングなどと共に適宜記載。
 その他,飲食の際の留意点は「留意事項」の欄に記載。
 なお,考案者はあまり深く介護に携わっている者ではないため,記載すべき内容がこれでいいかどうかよく分かりません。皆様からのご要望をお伝えください(→「ご要望 & ご支援」の項を参照)。

◆ 体勢

 通常時,摂食時など,生活上の活動ごとに「とるべき姿勢」か「ダメな姿勢」がある場合に記入。たとえば「腰掛けた状態で,背もたれ角度は 70°ほど」にすべき場合は「摂食時 S70」など。ここにない活動は適宜書き加えてご利用ください。
 なお,寝た姿勢(H)の数字は,頭の側から見た時に鼻が向く時計の時間の方向を示したもの。応用すると,体は仰向けで,首だけ少し右に向けるような場合は「H1」などと記入。
 摂食や排泄時の体勢は,上下の各項目から線を引いて関連性を明確にするなどで対応します。

◆ 排泄

 排泄に介助が必要な場合はその旨記載。特定の器具が必要な場合や,使用おむつが指定されている場合は,使うサイズやタイプなどを記入。また体勢については,前述の「体勢」の項目と線を結んで関連を示すなどで対応。デリケートな問題なので「プライバシー」の項も参照。

◆ 意思伝達

 「はい/いいえ」の意思表示の仕草が明確な方の場合は,ここに記入しておくと,ボランティアさんなど初めて接する人にも意思を伝えられるかもしれません。たとえば「眉をピクっと動かす」とか,「左手で頭を触る」,「あうっと声を出す」など。
 「器具の手段」とは,たとえば短文の表,五十音文字盤,パソコンと操作具など,何らかの器具を使う場合に記載。

● プライバシー

 「排泄」など,第三者に安易に見られたくない項目には,上に付箋や「のぞき見防止シート」を貼るなどでご対応願います。

● ご要望 & ご支援

 介護の現場で「他にこの項目が必要!」と感じる点や,「この間こんなことで事故になりかけた」といった事例,他に改善したい点などありましたら,以下の連絡先まで,ぜひお伝えください。このシートはまだ試作段階のため,そうした点を盛り込んで発展させていきたいと考えております。

▼ 作成者の連絡先
作成者の連絡先

 またこのシートの考案者は,考案時点でどこの施設や研究機関などにも属していないため,直接利益になりません。特に現在「コロナウイルス」の影響で,ほぼ「完全無職」状態にあります。もし,このシートがお役に立ちましたら,以下までご支援ください。介護現場の事故防止と負担軽減に向けた活動を継続していきたいと思います。

▼ 「ご支援」について

支援希望額 ¥580 (一口=一人あたり: 下記参照)
三井住友銀行 調布駅前支店 (普) 451976 トリーウエア

◆ 「一人あたり」とは

 あまり明確には取り決めてないです。
 個人的には「一口=使用者一人と考えられる」などと解釈していただけると,「うれしい」ですが……。
 たとえば,使い捨ての「マスク」などの消耗品を考えると,1枚あたり ¥50 として,1日に2枚使う場合,一週間で ¥700 になる計算。マスクもまた「感染を防ぐ」という「事故防止」のためのものと考えると,目的としては同じような気もするので,それに準じたものと考えていただけるとしたら,考案した甲斐も十分あるのかな,という気がします。それでも,使い回せないマスクと違って,一度記入したシートは数週間〜数ヶ月ほど使えるでしょうから,マスクよりは安いのかもしれませんが。

 一方で,この「事故防シート」の目的として「介護現場の負担を減らしたい」という面もあるので,前述通りに厳格に考えて使いづらくなってしまうのも本望ではないです。たとえば障害者の入所施設だったら,「入所者でこのシートを使った人数分」と考え,使った人をきっちりと把握するスタッフを割り当てて,使用者から支援金的なものを「出してもらって回収する」……なんてことをしようとすると,かえって負担を増やす結果になってしまう感じもします。

 そんなわけですので,そこは現場の判断で,たとえば,実際に使っている人の「だいたいの人数分」とか,あるいは,この「事故防シート」を「これは役に立つ!」と感じて実際の活用を考えている「有志の方の人数分」とか,「一室の担当者一人ずつ」とか,負担にならない程度に考え易い方法でご支援いただければと思います。
 いただいた額を「はげみ」に,さらに使い易く,また確実に事故防止につながるよう改良していきたいと思います。



© M.Ishikawa; TREEWARE 2020.