http://treeware.jp-help.net/tw01/rental.htm 2004-03-24
自作スイッチ・装置 & 市販品・リフォーム品 貸出サービス [#DRNT]

「かします娘!」

Title illustration
→タイトルのイラストについて

◆ もくじ

● はじめに
● 手続きの進み方-概要
    詳細……
  1. 借用のお申込
  2. 準備完了の通知
  3. ご送金
  4. 製品の送付,ご使用
  5. 製品のご返送
  6. 精算と返金
● 「前払い」の理由
● 法人などで「前払い」がむずかしい場合
● 到着した製品が異なる場合,不具合があった場合
● 日数の算出法
● 料金の決め方
● 貸出用製品
     表示の見方
● 製品ご使用にあたって
● タイトルのイラストについて

● はじめに

 「細かい点については,また後ほど改めて……」
そう言ったきり,連絡のこない人がいる。「××をしたいンですが,いい方法はないでしょうか?」と,ご相談を持ちかけていただいたはいいものの,その後こちらから「どのような仕様がご希望ですか?」と,細かい点についてお尋ねしているうち,そンな返事が返ってきて,その「相談」は,まぁ「立ち消え」た感じになってしまう。
 あ……ひょっとすると,そういった対応をしてしまった方で,これをお読みになっている方もいらっしゃるかもしれませんが,いや,そういった方はけっこうおります。特定の方を責めるつもりはないです。だいたい,二人や三人といったレベルではないため,責めようがありませんので,ご安心(?)ください。
 最初にこの活動を始めた頃は,ある障害者の親御さんあたりから,「福祉機器メーカーは,使えないものばかり作って,ウチにはそんな製品が溜まってしょーがない!」といった「グチ」なども耳にして,「これはきっと,『希望の機能の製品を作る』というコトをする人が必要だ!」と確信していたものです。
 それにしても「使用者の希望」というのは十人十色で,「まったく同じ設計で済む」といったものはほとんどない。一方で「メーカー」というのは,同一仕様の製品を「大量生産」して,「大量販売」しないと,利益が出ない。でも「大量生産」のためには,そういった多種多様な要望から,開発コストに見合うような多数派的な要望を「厳選」し,数少ないニーズは,ある意味「切り捨て」て,さらにコストを下げるために,機能を簡略化したり,場合によっては,本来の目的とは微妙に異なる「代替機能」に変える……などといった設計を強いられる。だから,結果的に「どうしても欲しい」機能が得られなくなってしまう使用者も出てくるワケで,それこそ,そういった同一仕様の大量生産品では,とても使用者の要望などフォローしきれないコトは確か。「グチ」も言いたくなるハズです。
 ということは,フツーに考えれば,「使用者の希望に合わせた設計/製作をする活動」というのは,必要性がスゴく高くてもいいはず。が,いざ実際にやってみると,最初にあげたような方もけっこう多いので,ギャップを感じ始めていたところです。
 ただ,数少ない「製作活動」を通じては,「希望を叶えるためには,どのような機能の装置があればいいか」を考えるのが,わりとたいへんだということも,気づかされつつありました。前述の,メーカーによる製品設計のプロセスというのは,それなりの「エキスパート」の方々が寄ってたかってコナしているワケで,ちょっと「工作好き」だからとか,「ハンダ付けができる」からと言うだけで,やり遂げられるような仕事ではなさそうです。中でも特に最初の部分……「要望から,その実現に必要な機能を割り出す」という作業は,一種の「センス」のようなものが必要なようなのです。
 いずれにせよ,こちらから「どのような機能にしましょうか?」とお尋ねすることは,その「具体化」という,本来「センスを持つエキスパート」がするような仕事を,使用者本人にしてもらうようなものではないか……という気がしてきたところです。そりゃあ直ぐに答えを出せる人などそう多くないでしょうから,依頼者が「引く」ことになってしまっても,不思議はないですね。
 つまり,具体的にどうしていいか分からないから……とりあえず思い当たる製品を購入して試してみて……結局,実際は想像していたように使えないことがほとんどで……そして,そんな製品が溜まっていく……といった構図が,ここに見えてきます。でもこの方法,「無駄」が多いようで,じつは使う側にとっては,現段階で一番「ラク」なのではないでしょうか? 要望の実現のために,どのような機能のものがあればいいか,といったことを「パッ」と思いつかない人にとっては,「手当たり次第」に近い方法を取らざるを得ない,ということを示しているのだと思います。
 しかし,結果として使われない製品は「無駄になる」ことも確か。メーカー側もそれを見越して,実際に使えるかどうか分からないけど「いかにも『使えそう』な製品」ばかり開発するようになってしまうのではないだろうか……いや,もうそんな状態が定着してしまっているのではないだろうか,という気さえします。せめて,安価にいろいろと「試す」機会だけでも増えればいいのではないかと……。
 一方で私は,障害のある方々が苦労されている姿を,傍で「ボー」っと眺めながら,「あぁ,××をする装置があるといいのかも」などと,漠然と感じることがあります。幸いにしてそれが,現在私が持ち合わせている技術と設備で,比較的簡単に実現可能だった場合,さほどそのご本人と親しくなくても,また特に頼まれたりしたワケではなくても,試作してみることがあります。同様のことでお悩みの方は,他にもいるであろうと思いながら。あるいは,ご依頼を受けて作っておきながら,相手の方のご都合でキャンセルされ,使われる当てがなくなってしまったものなど,私の手元には,そういったものが溜まりつつありました。
 そこら辺にあるものを組み合わせただけで,たいして「元手」はかかっていないものもありますが,製作にかかった時間やら材料費やらを考えると,それなりの「お金」と引き換えに提供しないと,この「試作」も続けられません。でもその「買っては試し」にうんざりしている方にとっては,買ったところで「果たして使えるのかどうか」が一番気がかりなはず。特に,私の作るような,市販のものとはかなり違った仕様のものとなればなおさらですから,「作ったそばから売れていく」なんてことにはならないでしょう。でも,このままでは「使っては試し」を繰り返している人とは逆の意味で,やはり溜まっていくだけです。できればそういった製品も「使ってみたい!」と思う人に使ってもらったほうが,意味があるはずです。結果として「役に立たなかった」場合でも,使ってみて初めてそれが分かるのですから。
 で,やっと本題に入るのですが,この「貸出サービス」をやってみようと思ったのです。
 というわけで,今まで「作りっぱなしで自宅にある製品」なんぞをお貸しします。「独自の設計/製作品」や,「介護や自助に役立ちそうな既製品」のご紹介のページで,貸出用の製品が用意されているものにはその旨記載がありますので,そのボタンを押して「借用」をお申し込みいただきたいと思います。次項より下で,手続きや表示の見方などの詳しい点につきましてご案内いたしますので,よくご理解の上,ぜひお役立ていただきたいと思います。
 また,貸出用製品が用意されていないものでも,リクエストが多ければ,優先的に「貸出用製品」をご用意していきます。また,ページの表示の仕方や,使い勝手などの感想なども合わせて,ご意見いただきたいと考えております。
 よろしくお願いいたします。

 

● 手続きの進み方

◆ 概要

STEP
1
借用のお申込
製品のご紹介ページにある,「貸せます!」などの賃貸用製品ボタンをクリックし,「借用」をお申し込みください。
STEP
2
準備完了の通知
こちら(石川)からの「送付準備完了」の通知をお待ちください。
STEP
3
ご送金
「送付準備完了」の通知が届きましたら,所定の額の「前払い」をお願いいたします。
STEP
4
製品の送付,ご使用
入金確認後,製品をお送りします。到着後,内容と動作を確認のうえ,ご使用ください。
STEP
5
製品のご返送
製品をご返送ください。
STEP
6
精算と返金
借用期間相当のご使用料と,送料,手続き料などを前払い額から差し引き,返金いたします。

◆ 詳細

  1. 借用のお申込……製品のご紹介ページにある,「貸せます!」などの賃貸用製品ボタンをクリックし,表示されるページの記載に沿って「借用」をお申し込みください。この時点では,まだ送金はしないでください。タッチの差で,他の方からの借用依頼が先に到着してしまっていたり,該当の製品に不具合が見つかり,調整に入っている可能性などもあります。
     直ぐに貸し出せない場合でも,折り返しその旨お知らせするつもりでおりますが,なにぶん「ひとりで」運営しているため,「ダウン」していて遅れる可能性などもありますので,ご了承ください。「手違い」の可能性もありますので,返事があまりにも遅い場合は,お問い合わせください。
     なお,お申し込み時は,返金用の金融機関口座の項目に記載をお願いいたします。
    →「貸出用製品」    →表示の見方

  2. 準備完了の通知……製品発送の準備ができましたら,こちら(石川)から「送付準備完了」の通知を送信いたします。内容の確認と,料金,送金用の銀行口座なども,合わせてお知らせいたします。
     なお,この通知から概ね1週間(金融機関の5営業日)以内にご入金がなかった場合は,「キャンセル」扱いとさせていただくことがありますので,予めご了承ください。
    →「前払い」の理由

  3. ご送金……この時点で「前払い」をお願いいたします。送金は,発送準備完了の通知から,概ね1週間(金融機関の5営業日)以内にお願いいたします。金額は,その製品を「仮に購入した場合」の価格に,貸出手数料と,送付手数料を上乗せした額となります。製品返却後に精算し,貸出手数料と借用日数分相当額などを差し引き,差額は返金いたします。
    →「前払い」の理由    →法人などで「前払い」がむずかしい場合    →料金の決め方

  4. 製品の送付,ご使用……入金を確認次第,製品をお送りいたします。製品が到着いたしましたら,内容と動作を確認のうえ,ご使用ください。
    →製品が異なる場合,不具合があった場合    →日数の算出法    →製品ご使用にあたって

  5. 製品のご返送……使い終わりましたら(というか,「気が済みましたら……」といったところでしょうか),製品をご返送ください。
     なお,ご返却いただけなかった場合は,こちらからも返金できませんので,予めご了承ください。
    →日数の算出法

  6. 精算と返金……借用期間相当のご使用料と,送料,手続き料などを前払い額から差し引き,予めお伝えいただいていた口座に返金いたします。
     なお,返却された製品に不具合が見つかった場合,その修理費を上乗せさせていただく場合がありますので,到着した時点で不具合と思われる点がありましたら,直ぐにお知らせいただきたいと思います。また「全損」の場合は返金できませんので,予めご了承ください。
    →製品が異なる場合,不具合があった場合    →日数の算出法    →料金の決め方

● 「前払い」の理由

 ひと言で申し上げると「効率化」です。「あと払い」にすると,誰と誰から入金があったのか,なかったのか……を,ちく一チェックする必要が出てきます。あまりにも遅れている場合は「督促」なども考えないといけません。なにぶん,製作/加工から事務処理まで「一人で」するもので,そういった手間に時間をとられると,1回の貸出にかかる処理が増え,より多くの方々に使ってもらうことが困難になるばかりか,それに費やすコストも手数料に上乗せせざるをえなくなり,結果的に,安価な提供も難しくなります。「前払い」にすることで,「入金確認→発送」といったように処理が簡単になります。また「往復分の送料」を考慮した額としていますので,ご返送時は「着払い」で,ご近所にある宅配取り扱いのコンビニエンス・ストアなどにお気軽にお持ちください。そうすることによって,全体的にも,お支払い(送金)は1回だけで済む……というわけです。
 ところで,これまで「スイッチ製作」を承ってきた中で,最も支払いが遅かったのが,請求書を出してから「3ヶ月後」に入金された「東京都」。ついで,「2ヶ月後」という,やはり都下の自治体の公立の施設。いずれも,こちらから「支払いはどうなりました?」と問い合わせて,やっと入金があった……という始末。と申し上げれば,だいたいお察しと思いますが,「前払い」というのは,いつ入金があるか分かりにくい相手である「法人」対策の意味もあるのです。
 「前払い」がむずかしいという方は,次項をお読みください。
 

● 法人などで「前払い」がむずかしい場合

 「前払い」にしているのは,前項のような理由ですが,でも今これをお読みいただいている方の中には,公共団体の運営する施設の方で,「ぜひ借りたい!……でも前払いは許されない!……どうすれば……?」と思われている方もいらっしゃるかもしれません。そのような「前払いがむずかしい方」に,ちょっとご提案したいと思います。
 まず,「有志」の方々が集まって資金を出し合うとか,あるいは誰か特定の方が立て替えるなどして,お金を工面します。代表者の口座を返金口座に決めておいて,借用をお申し込みいただきます。その際,「法人代表立替」である旨お伝えください。上記の手順 3〜5 の,ご送金,製品の発送,そしてご返却いただきましたら,こちらで精算し,借用費用相当額の請求書を,法人宛に発送します。法人から入金がありましたら,返金用の口座に,原則として「全額を返金」いたします。結果的に「法人」からの送金額のみが,こちらの手元に残ります。
 「原則として」というのは,事務処理によっては,送金代が差し引かれたり,源泉徴収など税金の関係で,請求通りの支払いがされなかった場合,前払い金の中から,不足分を差し引かせていただこうと考えているためです。ですから,立替えていいただく方(々)は,その点を予めご了解いただきたいと思います。そのような「支払い時に差し引かれる額」が事前に分かりましたら,予めその額を上乗せした請求書を発行できますので,お伝えいただきたいと思います。
 また,製品の発送は「入金」を確認してからとなりますので,「借用期間」が法人側で定められる場合は,ご送金いただく「日付け」にご注意ください。金融機関の営業日時などもご考慮願います。
 いずれにいたしましても,ご利用いただく法人に合わせて,異なる対応をするには限界がありますので,「依頼主」となる所属法人の事務手続き上の事情について,十分ご理解のうえご利用ください。
 なお前項の例のように,法人からの入金が遅れた場合は,それなりにご返金も先送りせざるを得ませんので,ご了承いただきたいと思います。もしなかなか返金がなかったら,まず法人の事務方にお問い合わせください。たとえば東京都の場合,請求してから3ヶ月後に,問い合わせをした当日の送金を,「もう振り込みました」と何の悪気もなく報告され,誤解が起きそうになったので,「お役所」の事務方には特にご注意ください。
 

● 到着した製品が異なる場合,不具合があった場合

 月並なセリフではありますが,「製品の管理には万全を期しておりますが……」なにぶん「個人で」しているコトで,キッチリと「内容チェック」や「梱包」してくれる要員も手薄……というか「いない!」ので,送付時の手違いやら,あるいは輸送中の振動などで不具合の発生することも,多少はあるかと思われます。その際は,その旨ご報告いただき,製品が到着した日の翌日までにご返送いただきたいと思います。「製品の送り間違い」の場合は,送り直しいたします。また「不具合」の場合は,こちらで調べて,ご報告通りの症状を確認いたしました際は,同製品を調整するか,あるいは代わりの製品をお送りし直すなどで対応し,いずれの場合も「1泊」として扱いません。お送りし直したものが到着した日を,改めて「第0日」といたします。どうしてもお送りし直すのがむずかしくなった場合は,全額をご返金いたします。
 ただし「不具合」として返却されてきた製品に,指摘された症状が出なかった場合は,「1泊」借用したこととして扱いますので,ご了承ください。ご希望によっては,送り直して継続してお使いいただくこととなります。
 「乾電池の極性の入れ間違い」など時々ありますので,動作試験は,念入りにしていただきたいと思います。
 

● 日数の算出法

 製品が「到着した日」を「第0日」として扱います。たとえば,翌日にご返送いただいた場合は「1泊」,1週間後(到着した日と同じ曜日)にご返送の場合は「7泊」となります。なお,28 泊(4週間)を「上限」とさせていただきたいと思います。
 「到着日」や「ご返送日」は,以下の順序で取り扱います。
  1. お近くにお住まいの方でしたら,直接お持ちしたり,お返しに来ていただける場合もあるかもしれませんが,その場合はその日。
  2. 運送業者がインターネットなどで提供する「配送状況情報」で確認できる日付。
  3. 郵送で,郵便局が記した「消印」あるいは「証紙」がある場合は,その日付。
  4. 郵便局や運送業者が記した日付がない場合は,到着した日の前日。
なお,こちらからお送りする際は,宅配便の「配送状況情報提供サービス」を利用するなどして,到着した日付が特定できるようにいたします。
 

● 料金の決め方

前払額
〈製品別原価〉+〈製品別貸出手数料〉×〈製品数〉+〈送付手数料〉
上記式は単純化してあり,実際は赤い文字部分は製品によって異なります。
 製品ごとに,その元々の価格に「貸出手数料」を上乗せした額を合計し,1回の貸出ごとに送付手数料」を加算します。

貸出手数料(2004-2 現在)
 1製品ごとに,正常に機能するかどうかの調査/調整など,製品の管理にかかる手間をご負担していただく意味があります。 ¥1,000 としておりますが,製品の元々の価格が ¥1,400 未満の場合は,¥300 引いて ¥700 とします。

送付手数料(2004-2 現在)
 1回の貸出ごとに,梱包の手間や送料をご負担していただく意味があります。実際の送料は,距離や重さによって異なり,発送前に金額を特定するのが難しい場合も多いため,少し多めの ¥3,000 としておりますが,製品返却後,実際にかかった送料分を差し引いて返金いたします。

最終的にお支払いいただく額
〈製品別1泊料金〉×〈借用泊数〉+〈製品別貸出手数料〉×〈製品数〉+〈送料実費〉
上記式は単純化してあり,実際は赤い文字部分は製品や借用日数によって異なります。また,泊数に関係なく一律の製品もあります。
 製品のご返却後,以下の規定で算出した金額を前払い額から差し引いて返金いたします。

  1. 前払時に支払った,製品ごとの貸出手数料。
  2. 製品の元々の価格が ¥2,000 以上の製品は,1泊あたりの賃貸料を,以下のようにして決めます。¥2,000 未満の場合は「オプション扱い (*注)」とし,この1泊当たりの料金はありません。

    最初の2週(  〈製品の価格〉×0.7−〈貸出手数料〉  )÷35
    ¥10 単位で四捨五入
    次の2週〈最初の2週の価格〉×1.5
    ¥10 単位で切り捨て。ただし〈最初の2週の価格〉が ¥10 の場合は ¥20 とします

  3. 送付にかかった実費。距離や重さに応じて変動します。
  4. 返却された製品に不具合があった場合,修理費用分を加算します。

返金の際の送金代は,一般的な金融機関への通常の振込みでしたら,原則としてこちらで負担いたします。

*注
元値が ¥5,000 程度より安価な製品は,借用期間や送料などの条件によっては,購入した場合より高くつく場合がありますのでご注意ください。特に「オプション扱い」のものは,元々の価格が安いため,単独でお貸しするとほぼ確実に割高となりますので,他の製品と一緒に借用をお申し込みください。

具体例
製品A ¥1,000,製品B ¥1,500,製品C ¥8,000 の3つの製品を一度に借用を申し込み,3週間借用し,不具合なく返却されて,送料として片道 \640,往復分かかった場合。



製品A ¥1,000+¥1,000-¥300= ¥1,700 ¥16,200
製品B ¥1,500+¥1,000= ¥2,500
製品C ¥8,000+¥1,000= ¥9,000
送付手数料 ¥3,000


製品A 貸出手数料 ¥700 ¥7,130
製品B 貸出手数料 ¥1,000
製品C 貸出手数料 ¥1,000
前2週 ¥130×14= ¥1,820
後1週 ¥190×7= ¥1,330
送料実費 ¥640×往復= ¥1,280
返金額¥9,070

参考……もし,同3製品を「購入」した場合は,片道分の送付手数料を含めて,¥11,500(借用時より ¥4,370 増)です。

 

● 貸出用製品

 貸出用の製品は,製品の個別の説明ごとに,以下のページ内でご案内しております。


◆ 表示の見方

 上記ページ内で,「貸出用」の製品が用意されているものは,製品の個別のご紹介記事に以下のような茶色の欄があります。左側のだいだい色のボタンを押すと「『借り物』カゴ」窓が現れ,該当の製品がそこに表示されていきます。「『借り物』カゴ」窓内にある[ 借用申し込み画面へ ]ボタンを押すと,借用の申し込み画面へ移ります。


A 「借用」希望候補ボタン画像です。貸し出し状況が表示されます。このボタンを押すと,「『借り物』カゴ」窓が現れ,製品がそこにリストアップされていきます。なおこの表示は,リアルタイムで更新されるものではないので,実際の状況と若干の「時間差」ができることがあります。「貸せます」表示の時に,すでに他の方が借用を申し込んでいたり,「使用中」表示でも,返却後の調整が済んでいる可能性もありますので,予めご了承ください。

レンタル 貸せます! 直ぐに貸出せる状態にあることを示します。ただし,同時に借用を申し込んだ製品が使用中の場合は,そちらの返却/調整が済むまでお待ちいただくこととなりますので,ご留意ください。必ずしも「同時」に借用する必要がないものは,個別にお申し込みください。

レンタル 使用中 現在,貸出し中か,返却後間もないために調整に入っている状態を示します。この状態の製品の借用を申し込みますと「予約」扱いとなります。

レンタル 要問合せ サーバの不具合やエラーなどで,一部のファイルが読み込めていないか,主催者の「怠慢」や「体調不良」などで,製品の状態情報ファイルの更新がうまくいっていない状態です。m(__)m" スミマセンが,借用をご希望の製品でこのボタンを見たら,お問い合わせください。

B 製作時の本体価格。いわば「元値」。これを元に「賃貸料」などを決めています。また製品ごとの「前払い額」は,この額に貸出手数料を加算した額となります。
C 販売価格が ¥5,000 未満の製品で 「高!」 の表示,¥2,000 未満で 「オプ」 が表示されます。いずれの場合も,直接購入するより割高となる可能性があります。元の価格が ¥5,000 以上の場合はその可能性は低く,この表示はありません。
高!販売価格が ¥5,000 未満で,単独で借用した場合,その期間や送料などによっては,直接購入するより割高となる可能性があることを示します。
オプ販売価格が ¥2,000 未満で,「オプション」扱いであることを示します。料金は「1泊あたり」ではなく, 「1回の借用」でいくらか定められます。この表示のある製品は,単独で貸出すと確実に元値より高くなるため,単独では貸出しません。
D 「1泊あたりの料金」か,「オプション」扱いの製品の場合は「1回の借用あたりの料金」を示します。「1泊あたりの料金」の場合,左が 14 泊目までの価格で,右がそれ以降 28 泊目までの価格です。
E 単独で借用を申し込んだ場合の前払い料金。ただし,オプション扱いの製品は「送付手数料」を除いた価格で,他製品の借用費用に加算する額を示します。
F 現借用者以外の同製品の借用希望者数。いわば「予約者数」。0 は,現在借用している人以外に,借用希望者がまだいないことを示します。製品が「使用中」でない場合は,この表示はありません。ただし,A の表示と同様,リアルタイム更新ではないので,ご留意ください。
G 貸出用製品の仕様。
 

● 製品ご使用にあたって

 たいへん恐縮ですが,貸出した製品のご使用にあたっては,
「自己責任」でご使用ください。

 「特に留意すべき点」など,こちらで気づいた点については,とりあえずその旨を記載した説明書を添付しますが,どのような使われ方をされる可能性があるかをこちらで 100% 把握し,その使われ方ごとに問題点をピックアップして,問題回避の方法を記事にしたり,場合によっては禁止事項として説明に盛り込む……ことは,さすがに一人でやりきれるものではありませんって。
 極端な例では,風呂の湯温をいつでも適温にしておく「24 時間風呂」の装置で「水中分娩」したために,生まれた子供が「レジオネラ感染で死亡した」という話を聞いたことがあります。装置を作った側も,まさか「水中分娩」に使われるとは思っていなかったでしょう。
 そこまで極端でなくても,たとえば「スイッチ」でしたら,「ナースコール」や,何らかの装置の「緊急停止」のための「唯一の」スイッチとして使用した場合,たまたま「断線」に気づかなかったら,人命に関わる事故につながる恐れがあります。こういった場合は,正規のスイッチが別にあって,そちらが正常に機能するような状況で,操作性を評価するための補助的な使用にとどめる……などといったように,万一故障したり,設置した場所から落ちたり,ズレたりしても,大きな事故につながらないよう,現場で十分配慮したうえでご使用いただきますよう,お願い申し上げます。
 「フェイルセーフ(故障しても大事故にならない設計にする)」という観点から言えば,前述のような「緊急時に使われる可能性のあるスイッチ」などは,通常は導通していて,押すと導通が切れる「ブレークタイプ」のものを使用するのが一般的だと思います。それなら,「断線」した場合も装置が作動しますから,すぐ分かるわけですが,病院によっては,必ずしもそうはなっていないようです。そんなふうに,私が想像する以上に安全対策がなっていない場で使われる可能性があることも考えると,とても責任は負いきれませんので,何卒ご了承ください。
 

● タイトルのイラストについて

 じつは,こう見えて「絵」はあまり得意なほうではありません。自慢じゃないですが……ホント「自慢」になっておりませんけど。
 「よく言うよ!」なんて声が聞こえてきそうですが,その証拠に,この程度の絵を描くのに,考え始めてから数ヶ月かかっとります。こんなの,その手のイラストを手がけている人なら,1日とかからないでしょう。
 ただやはり「タイトル」は,何か目をひくものが欲しいなぁ……と思い,だからといって「デジカメ」持っていないし(この絵を描いていた頃は!)……まぁ,描くのは嫌いじゃないから,「貸出サービス」のページの制作の合間をぬって描いていた,といった感じです。
 でも,「パソコン」があるから描く気にもなるようなもので,もしこれを紙と鉛筆なんかで描いていたら,おそらく消して描き直してばかりで,紙が先に破れるか,鉛筆か消しゴムが先になくなってしまって,ヤになるンじゃないかと思いますね。トータルすると,「消している」時間のほうが長くなりますよ,きっと。パソコンなら「元に戻す」というメニューがあるから,直ぐにあとかたもなく「やらなかった」ことにしてくれますし,描きかけの絵のコピーをいくつかとっておいて,いろいろとヴァリエーションを描き足すことも簡単にできますから,あとあと使えますしネ。
 で,数ヶ月前にこの「貸出サービス」を考え始めた頃のこと,この「かします娘!」というタイトルだけ,フと思いついていました。もちろん,「♪ウチら陽気な……」の歌でおなじみ,「かしま娘」をもじったものだったわけです。となると,やはり「3人」要るかなぁ……キャラクタを3人同時に考えるのって,ちょっとおっくうだなぁ……でも,3人居ないと「パロディ性」が薄れるなぁ……てな具合で,なけなしの「絵心」を駆使して描いたものです。まぁ,可愛がってやってください。
 

●作者(お問い合わせ先)

石川 雅章    ISHIKAWA, Masaaki

TREE-WARE Tel. 0424-85-8959(リダイヤルで FAX 受信可能)
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