銅板がとれてしまった BD アダプタも,この方法で簡単に直せます。完全に銅板を取り外して,以下の方法で加工してください。使い方は一般の「BD アダプタ」とほぼ同じです。乾電池のマイナス極側にはさんだほうが,動作が確実になる可能性が高いです。
* 準備するもの
- 厚紙……厚すぎると加工しにくいので厚さ 1mm 以下。ケント紙か官製ハガキ,お菓子の空き箱程度が適当と思われます。両面テープが着きにくいと思われるため,こちらはプラスチック素材は向かないと思います。
- ホッチキス……これも,最も一般的なもの(No.10)で十分。ただし,使う針は,塗装やかざりのついてないものにしてください。
- 平行コード(導線)……使いたいベルやブザに使用可能なもの。ただし,単線(中の導線が針金状の「ベル・コード」など)は避ける。なお,「プラグ付きコード」や「ジャック付きコード」のほうが,入手しやすいかもしれません。入手方法については,後述の《部品の入手方法》を参考にしてください。また,既製品の「BD アダプタ」の銅板部分のとれたものでも可。
- 両面テープ……適宜。粘着力が強めのものがいいでしょう。
- その他……必要に応じ,ワイヤストリッパ(導線の皮むき器),プラグや BD アダプタ(ベルなどのアラームとの接続用),スイッチ,ペンチなど。