SINCE 2005-08-03 |
UPDATED 2005-08-29 |
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このページは
ご試読編
です。
ご希望のページは,当活動のご利用/ご支援者様用です。ここでは,該当しない方むけに,
一部の掲載となります。詳しくは,「ご支援感謝ページ」の解説をご参照ください。
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WARY-BASHER
介護/療育の現場が変わるかも |
概要
● 概要
押しボタンなどのスイッチを「押す」とか,楽器やおもちゃなど,軽く「叩く」ような行為を,スイッチで実現する装置。操作対象である押しボタンやおもちゃなどの改造が不要で,また特殊な部品も使わず,どこでも,安価に手に入るものの組み合わせで,多くの人が簡単に作れるよう解説します。
● 応用(「ご案内編」に掲載)
● 材料
ここでは,わりと作り易いと思われる,標準的な加工例に必要となるものを念頭にして挙げます。用意する際の細かな留意点,入手方法や「応用的な加工」で必要なものなどについては,本編*で詳しくご説明しています。
- 板材*……ハガキ(15×10cm)程度の大きさで,厚さ 15〜20mm 程度のもの1枚。
- モータ*……1つ。乾電池で駆動可能なもの。
- 丸ヒートン*……3個必要。“#2”という呼称サイズのものが適当のようです。
- 割箸*……一膳。
- ベルトガイド*……1対(2個)。「樹脂板」や「ゴム板」で自作も可能。
- 乾電池と電池ホルダ*……モータ規格と用途に応じて用意。
- スイッチかジャック*……使用者に合わせて用意します。
- そのほか……モータの固定金具や電池ホルダなどを固定する木ネジ類,輪ゴム,糸など。糸は,なるべく細くて丈夫で柔らかいもの。ネックレスなどの装身具用がいいかもしれません。また「配線」の必要がありますが,「ハンダ付け」が苦手な方は「熱収縮チューブ」があると便利です。電気配線具か,カー用品コーナーで売られています。
- 応用製作時に必要なもの……特定の用途,たとえば「カメラ専用スタンド」にしたり,「リモコン専用」に設置してしまうような場合は,そのための角材や土台の板材,固定する木ネジなどが必要となります。調整が利くようにしたい場合は,木ネジではなく,ビスやナット,蝶ネジや金具などが必要になってきます。
具体的には,どのような用途で製作するかによって異なりますので,「◆ 応用製作」*の項を参考にしながら,適宜ご用意ください。
● 工具
だいたい以下のようなものを用意しておきます。
- 「ネジ回し」……モータや電池ホルダの固定のため。
- 「ドリル」または「錐」状のもの……木ネジやヒートンの下穴用に,径の小さなもの。「作り方」の章の「下穴をあける」*を参照。
- 「カッター」または「彫刻刀」……割箸を削って微調整などをするため。
- 配線用具……ハンダ付けする場合は「半田ごてとハンダ」,熱収縮チューブを使う場合は「ドライヤーかライター」などの熱源。
- 「はさみ」……糸を適当な長さに切るため。もちろん「カッター」でも OK。
- そのほか……部品配置の印をつけるための「筆記具」。また,あれば「ピンセット」,「ビー玉」か「パチンコ玉」または「鉄工用ドリル(6mm径以上のもの)」などを用意しておくと,特定の加工時に便利です。
応用的な加工*をする際は,上記のほかに,板や角材を適当な大きさに切るための「鋸」や,金具を止めるネジを通す穴をあけるための「ドリル」などが必要になります。適宜ご用意ください。
● 作り方
おおまかな「流れ」としては,以下のような感じです。
- 固定位置を決める……板上で,各部品をどの辺に固定するか決めます。
- 下穴をあけ,ヒートンとモータを設置*……下穴をあけておき,ヒートンをねじ込み,モータを固定金具でネジ止めします。
- 割箸の加工と設置*……割箸を輪ゴムで巻き,丸ヒートンに通します。
- 割箸とモータ軸を糸で連結*……割箸に糸を結び付け,モータの軸とつなぐ。
- 配線と固定*……モータと電池,そして「ジャックかスイッチ」を接続します。
◆ 応用製作*……スタンド型に製作する際の注意点。
◆ その他*……グループ製作の効果。
1. 固定位置を決める
板上で各部品の位置を決めます。下記寸法で線引きなどしながら,ヒートン(3箇所)やモータ固定金具の木ネジ(適宜数)をねじ込む位置に印をつけておきます。
STEP 1.
まず短辺中央付近内側 5mm 辺りに1個,ヒートンをネジ込む位置として印をつけます。
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STEP 2.
その短辺から 3cm で,両長辺から 5mm ほどの位置にそれぞれ1個ずつ印をつけます。ヒートンをネジ込む位置は,1. と合わせて計 3 ヶ所になります。
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STEP 3.
モータは,ヒートン側短辺から金具中央までの距離が,割箸の長さの「3 分の 2」〜「4 分の 3」くらいになる辺りで,軸が長辺と平行になる向きに,どちらかの長辺に寄せて設置。どちら寄りでも大差ないですが,周囲に「壁や家具」等動かせないものがある時は注意 (次項「◎ 壁や家具の近くは注意!」*を参照)。短辺 10cm の場合,ぎりぎり固定金具がはみ出ない長辺寄りがいいでしょう。割箸で位置に見当をつけ,金具に実際にモータをはさんだ状態で載せて,金具とネジ穴位置に印をつけると簡単です。
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◆ 応用製作*
(ご支援感謝ページ「本編」に掲載)
● 作者(お問い合わせ先)
* 引用の際は,出所(このサイトのアドレスなど)を明示いただきますよう,お願い申し上げます。